国際人材受け入れの
パイオニアとしての知見を
日本が直面する課題解決に生かす
富士インフォックス・ネット株式会社は、システム開発会社(Sier、システムインテグレーター)として、1991年の創業以来、自社製品の開発や他社へのエンジニアの派遣を主要な事業として展開してきました。その中で大きな役割を果たしているのが、創業間もない頃から在籍する外国人スタッフたちの存在です。並外れたバイタリティーとひらめきを持つ彼らは、我々日本人には持ち合わせない発想で、多くのビジネスチャンスを切り開いてきました。
だからこそ、「日本で働きたい・学びたい」と考える外国人の方をひとりででも多く増やし、あらゆる角度から支援し受け入れる仕組みをつくりたい――。さらには、行政や企業との連携を図りながら、中小企業の人手不足解決の一助を担い、日本をもっと豊かに、地方をもっと元気にしたい――。そのような強い思いで立ち上げたのがフジキャリです。
まずフジキャリが目指しているのは、外国人の方々の「日本で働きたい・学びたい」という思いを喚起する、有益な情報の発信基地となるメディアの構築です。
たとえば、企業の採用ページは日本人向けに作られたものが多いのが実情ですが、フジキャリでは企業の周辺地域や衣食住にまつわるものまで、360度全方位からさまざまな情報を網羅する魅力的なコンテンツを発信していきます。SNSも最大限活用し、海外勤務希望者に、日本で働く魅力を感じてもらえるような情報を積極的に届けてまいります。
さらに、人材獲得のネットワークの構築にも取り組んでおり、その先駆けとしてミャンマーに日本語学校を設立いたしました。専門機関とも協定を結び、さらなる関係強化に努めているところです。中国でも同様の交渉を進めており、今後はベトナムやインドネシアといった東南アジアを中心に、各国の専門機関や大学、日本語専科とも連携しながら、日本で働きたいと考える国際人材と企業を結ぶネットワークをより強固なものにしてまいります。同時に、外国人チームでの派遣を希望する企業のご要望にお応えできるよう、優秀なエンジニアの発掘にも引き続き力を注いでいく所存です。
現在、フジキャリの母体である富士インフォックス・ネット株式会社では、従業員に占める外国人スタッフの割合が1割を超えようとしており、フジキャリにおいてはスタッフのほとんどが外国人となっております。
ミャンマー、中国、韓国、タイのネイティブスタッフが活躍中ですが、今後はさらにその数を増やし、より多くの国から優秀な人材を受け入れられる体制を整えていきたいと考えています。東南アジアを中心とした外国人雇用におけるパイオニア的存在として、中小企業の活性化と日本経済の成長に寄与できれば幸いです。
富士インフォックス・ネット株式会社
「日本で働きたい・学びたい」。
その思いを全方位から応援します